特集;「日本列島改造」この現実――志布志と苫小牧、『エコノミスト』
毎日新聞社
1972年9月12日号、通巻1940号
北欧資本主義の分析視角によせて
札幌学院商経論集 兼2巷第3号(通巻第42号)(別 刷)
札幌学院大学
1986年3月
スウェーデン資本主義の生成とその特殊的産業編制
札幌学院商経論集 第3巷第1・2合併号(通巻第43・44号)(別 刷)
札幌学院大学
1986年12月
マイケル・クレア著『冷戟後の米軍事戦略新たな敵を求めて』に学ぶ
札幌大学「経済と経営」第32巻、第4号抜刷
2002年3月
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004041079
20世紀末大不況の深化と収束を媒介した日本資本主義
北海道大学「経済学研究」
第56巻第2号、抜刷
2006年11月
20世紀末大不況の深化と収束を媒介した日本資本主義
北海道大学「経済学研究」
第56巻第2号、抜刷
2006年11月
戦後第Y期設備投資循環(ジュグラー循環)上昇過程の屈折局面
How to Analyze thePresent Features of Juglar Cycle of Japanese Capitalism?
an expansion phase of the post-War sixth Juglar cycle and a turning point
「札幌学院商経論集」(2007年11月)
http://sgulrep.sgu.ac.jp/dspace/bitstream/10742/234/1/SK-24-2-111.pdf
――札幌学院大学経済学部教員、「労働運動研究」、労働運動研究所
複刊第 25 号
2010 年 4月号掲
佐々木洋教授の略歴および研究・教育業績等(2012年1月20日現在)
札幌学院大学経済論集=Sapporo Gakin University
Review Of Econnomics(4):199−204
2012−03
http://sgulrep.sgu.ac.jp/dspace/bitstream/10742/1588/1/KZR-4-199.pdf
佐々木洋教授の略歴および研究・教育業績等
(2012年1月20日現在)
【1】略歴等
1967年3月 北海道大学農学部農業経済学科卒業
1969年3月 北海道大学大学院農学研究科修士課程修了
1969年4月 明和学園札幌短期大学商業科助手。「外国書購読」や「商業経済論」を担当
1978年4月 明和学園札幌商科大学商学部経済学科助教授。「財政学」や「日本経済論」を 担当
(札幌短期大学が札幌商科大学に発展的に統合されたため、札幌商科大学に転任)
1984年4月 大学名が札幌学院大学に変更
1987年9月〜1988年8月 英国ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジにて在外研修
1991年4月 札幌学院大学経済学部教授。「日本経済論」や「景気循環論」を担当
(札幌学院大学商学部経済学科が経済学部として独立したため)
2000年9月〜2001年3月 英国ロンドン大学歴史研究所にて在外研修
2003年4月〜2006年3月 札幌学院大学経済学部長
2011年3月 定年退職
【2】社会活動等
1993年3月 社会福祉法人・札幌黎明福祉会理事長。現在に至る
2010年4月 NPO法人・日ロ極東研理事。現在に至る
【3】主要研究・教育業績等
◇単著
1987年度文部省科学研究費補助金(一般研究C;61530029)研究成果報告書「Alternative Economic Strategyの理論的性格の解明」1988年
◇共著・共縞等
宮下柾次・佐々木洋(1980)「日本帝国主義の現局面(上)」御茶の水書房
国際学術シンポジウムの記録編集委員会編(1999)『市場社会の警告(報告者:ジョレス・メドヴェージェフ・奥村宏・佐々木洋)』現代思潮新社(本学50周年記念国際学術シンポジウムの記録)
大沼盛男.山村理人・佐々木洋共編著(2000)『ソ連極東の農業改革」お茶の水書房
ロイ.メドヴェージェフ・佐々木洋(2007)「スターリンと日本」現代思潮新社(対談と評註)
◇学術書分担執筆
北海道農政史研究会編(1977)「北海道農政史研究」農山漁村文化協会
補論「戦後北海道財政の構造と産業経済費」
中野徹三・高岡健次郎・藤井一行編著(1978)「スターリン問題研究序説」大月書店
第3章「スターリン主義と「トロツキイ問題」−「工業化テーゼ」をめぐる社会主義論の一考察一」
Russian Academy of Sciences Economics Institute of Far Eastern Branch(2000), Russia and Japan; Potential of Regional Collaboration, Khabarovsk.(露文単行本の分担執筆)
Chapter5,‘Mutual Restriction between Marine Transport, Shipbuilding and Steel Industries and a Supplemental Role by Government for Capital Accumulation.(inRussian)
◇教科書分担執筆
経済学教育学会教科書編集委員会編(1998)『新時代の経済学入門」実教出版
第4章「スタグフレーションと日本経済」
◇邦訳書
Z.A・メドヴェーヂェフ著(1995)『ソヴィエト農業1917-1991―集団化と農工複合の帰結―」北海道大学図書刊行会(原著はZhores A、Medvedev(1987),Soviet Agriculture, Norton)
ロパート。S・リトワク著(2002)『アメリカ「ならず者国家」戦略」窓社(原著はRobertS.Ritwak(2000),Rogue States and U.S、Foreign Policy, Woodrow Wilson Center Press)
ネルソン・リクテンスタイン著(2012)『小売革命」週刊金曜日(原著はNeison Lichtenstein(2009),The Retail Revolution;How Wal-Mart Created a Brave New World of Business, Picador) 2012年9月に刊行予定
ジョレス&ロイ・メドヴェージェフ著/天野尚樹と共訳(2012)『回想録(仮題)」現代思潮新社(原著はZhores & Roy(2010),The Memoir, Human Right Publisher(露文))2012半ばに刊行予定
◇研究論文
「新全総」と苫小牧東部開発(上・下)」北海道経済研究所『北海道経済』1971年11月号/ 1972年1月号
「新全総」と苫小牧東部開発」第1回地域・自治体問題全国研究者集会事務局編『地域・自 治体をめぐる60年代と70年代』1972年8月
「知られざる苫小牧巨大開発」毎日新聞社『エコノミスト』1972年9月12号
「ねらわれる農地と農民の対応」農林統計協会『農林統計調査』1972年12月号
「農外資本による土地集積動向の現局面」北海道農業会議『北方農業』1972年12月号
「資本の論理と苫東開発」北海道地方自治研究所『北海道自治研究』1973年10月号
「地域開発と石狩湾新港」北海道経済研究所『北海道経済』1974年5月号
「地域工業構造の特質と企業立地動向」札幌商科大学・札幌短期大学『論集』第14号1975年 3月
「地方財政と産業経済行政(上・下)」札幌商科大学・札幌短期大学『論集』第15号1975年 12月/16号1976年3月(1975年度北海道科学研究費補助金交付研究)
「Collective Employee Investment Funds(労働者投資基金)と歴史的妥協体制の帰趨―北欧資本主義の分析視角によせて―」『札幌学院商経論集』第2巻第3号1986年3月
「Collective Employee Investment Funds(労働者投資基金)と歴史的妥協体制の帰趨(続)―スウェーデン資本主義の生成とその特殊的産業編制―」『札幌学院商経論集』第3巻第1.2合併号1986年12月
‘Collective Employee Investment Funds and Economic Democracy, a Tentative Work Preparatory to Inquiring into the Historical Perspectives beyond Welfare Capitalism,' Review of Economics and Business, Sapporo Gakuin University, Vol、4,No.1. Octoberl987.
‘Swedish Model and Japanese Model of“Market Economy'; in Particular on Specific Features of Respective Labour-Capital Relations,'Review of Economics and Business, Sapporo Gakuin University, Vol、8,No.2.October1992.
‘Problems of Economy of Present- Day Japan, 'Bulletin of the Far Eastem Branch, Russian Academy of Sciences,No.6,1996.,(inRussian)(Dr・Andrei Admidinとの共同執筆の露文論文)
「海運業・造船業・鉄鋼業の相互制約と政府の蓄積補完機能」『札幌学院商経論集』第1巻第 3.4合併号2000年3月
‘The East Asian Finance Crisis and Economic Depression in and afterl997-98,日ロ北海道極東研究学会『北海道極東研究』第3号2000年9月
「極東ロシアにおける軍民転換の挫折とプーチン政権のアジア武器商戦」『札幌学院商経論集』第18巻第3号,2002年1月
「アメリカ合衆国における「無頼(ならずもの)国家戦略rogue state strategy」の登場―マ イケル・クレア著「冷戦後の米軍事戦略―新たな敵を求めて」に学ぶ―」『札幌大学『経済と経営』第32巻第4号2002年3月
「戦後日本資本主義の設備投資循環(予備的考察) ―20世紀大不況の深化と収束を媒介した日 本資本主義―」北海道大学『経済学研究』第56巻第2号,2006年11月
「日本資本主義の設備投資循環(2003〜2007年)の分析視角―戦後第Y期設備投資循環(ジュグラー循環)上昇局面の屈折局面―」『札幌学院大学経済論集』第2号,2010年12月
「百年に一度」の2008年恐慌―日本人が『戦争』を選んだもうひとつの理由―」労働運動研 究所『労働運動研究」復刊25号,2010年4月
「ネルソン・リクテンスタイン著『小売革命』と世界資本主義の創造者としてのウォルマート」 『札幌学院大学経済論集」第2号,2010年12月
「ウォルマートは世界をどう変えたか」『週刊金曜日』2011年12月23日号
Global Supply Chain and Wal-Mart Stores,Inc. as a Creator of Global Capita1ism; Landscapes of Nelson Lichtenstein's The Retail Revolution, Contemporary Asian Economic Research,vol,2,Jan、2012.
◇政治経済年表の編集
「現代日本資本主義分析資料(I:年表編)」『札幌学院商経論集』第12巻第4号,1996年3月
「戦後日本資本主義の政治経済年表(1955〜2006年)について」『札幌学院商経論集』第24巻 第1号,2007年9月
「戦後日本資本主義の政治経済年表(1955〜2006年)について」『札幌学院商経論集」第24巻 第1号,2007年9月
「改訂版「戦後日本資本主義の政治経済年表(1955〜2008年)」―高度成長期から平成大不況,および今次世界恐慌(〜08年)の発現局面まで−」『札幌学院商経論集』第25巻第3・4合併号,2009年3月
「日本人は,なぜ,地震常襲列島の海辺に「原発銀座」を設営したのか?―3.11原発震災に至る原子力開発の内外略史試作年表―」『札幌学院大学経済論集』第5号,2012年3月
◇諭文・エッセー等の邦訳(露訳以外は英訳)
ジョレス・メドヴェージェフ「剣ヶ峰に立つエリツインと台頭するジリノフスキーのロシア」 『週刊金曜日」1994年2月25日号
ジョレス・メドヴェージェフ「ロシア農業改革と世界農業」『札幌学院商経論集』第11巻第1 号,1994年7月(露文訳)
ジョレス・メドヴェージェフ「ロシア人はなぜ死に急ぐ? 死亡率の破局的悪化とその周辺」 アジア・アフリカ研究所「アジア・アフリカ研究」1996年第4号
ロイ・メドヴェージェフ「なぜロシア民衆はニエットというか?―コソボ・ユーゴ問題の受けとめ方―」日ロ北海道極東研究学会『北海道極東研究』第2号1999年7月
「ロシア農業党1994年綱領について」日ロ北海道極東研究学会『北海道極東研究』第2号1999 年7月(露文訳)
ジョレス・メドヴェージェフ「キシュチュム,チェルノブイリ,そしてフクシマ―制御不能 の核エネルギーは何をもたらしたか―」『週刊金曜日』2011年5月20日号(一部露文訳)
◇エッセー等
「奇形都市 サッポロ」北海道新聞社月刊誌『ダン』1973年9月号(大垣直明氏と共同執筆)
「苫東:7年目の中間決算―しわ寄せは住民に。裏目の用地先行取得―」『北海道新聞』1976年1月24日夕刊
「「琢連会」再生のために」川村琢先生古希記念事業会『川村琢 その人と学問』1979年2月
「大蔵省の文化政策」建設経済社『建設とエネルギー」1981年9月号
「垣間見たパルト・東欧(上・下)」『北海道新聞」1993年5月13日・14日朝刊
「夏時間のプレゼント」札幌同窓会『札幌同窓会誌』1997年
「メドヴェージェフ双生児『知られざるスターリン」の重版によせて」「アソシエ21ニューズ レター」第56号2003年11月号
「「20世紀末大不況」脱却とコンドラーチェフ長期循環」『アソシエ21ニューズレター』第78 号,2005年10月号
「<紹介>長谷川毅著「暗闘;スターリン,トルーマンと日本降伏」(2006)中央公論新社」『北 海道極東研究学会会報」No.86,2006年7月
「放射能毒殺(ポロニウム-210)」事件をめぐるジョレス・メドヴェージェフの洞察」労働運動研究所「労働運動研究』復刊18号,2007年12月
「戦後史の歪みと闘った佐藤一さん」労働運動研究所『労働運動研究』復刊25号,2010年4月(松川事件元被告追悼)
「中米蜜月Chimerica時代と工会ウォルマート支部の創設」北海道雇用経済研究機構『HEERO Report』113号,2011年1月
◇解題
「メドヴェージェフ兄弟のソルジェニーツインおよびサハロフとのトリプルな関係」,ジョレ ス&ロイ・メドヴェージェフ著(2005)『ソルジェニーツインとサハロフ』現代思潮新社,所収
◇インタビュー
ジョレス・メドヴェージェフ(ロンドン在住)へのインタビュー「ジョレス・メドヴェージェフ大いに語る」『季刊 窓』18号,1993Winter
◇教育実践畿文
「自然科学総合講義及び日本経済論の経験から」日本私立短期大学協会『短期大学教育』第35 号,1977年11月
「経済教育学会編「経済統計集』について」経済教育学会『経済教育』第24号,2005年9月
− 3・11原発震災に至る原子力開発の内外略史試作年表 −
Why Japanese Put up Strings of Nuclear Plants along
Their Quake-Prone Archipelago?
− A Historical Chronology of the 3.11 Fukushima Nuclear Disasters −
佐々木 洋(2012年1月10日脱稿)
出所:「加藤哲郎のネチズン・カレッジ、図書館(College Library)」
http://members.jcom.home.ne.jp/rikato/sasakikaisetu.htm
佐々木 洋(ささき・よう)
◇札幌学院大学名誉教授
◎1969年、北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。研究業績は『札幌学院大学経済論集』四号(筆者退職記念号)、2012年、所収の業績一覧を参照。
◎定年退職後は、@ジョレス&ロイ・メドヴェージェフ兄弟の研究、A原子力安全神話の謎の歴史の研究、B世界最大級ウォルマートを前衛とする「小売革命」の研究、に従事。
@の最近の仕事はロシア革命一世紀を生きぬく視角―『ジョレス&ロイ・メドヴェージェフ選集』日本語版刊行によせて―付表」付表を参照。
Aは詳細な年表付の拙稿「日本人はなぜ、地震常習列島」の海浜に【原発銀座】を設営したか? ――三・一一原発震災に至る原子力開発の内外略史試作年表」前掲『札幌学院大学経済論集』四号「広島、長埼、ウラル、チェルノブイリ、福島―歴史に刻まれた国際原子力村の相互支援」中部大学『アリーナ』17号、を参照。
Bは、2014年、ネルソン・リクテンスタイン著 The Retail Revolution, 2009の拙訳書『ウォルマートはなぜ、世界最強企業になれたのか」を金曜日社から出版した。