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平和と民主主義、人権擁護の活動を貫き

   マルクス主義社会科学者として

田沼肇のページ

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『「田沼肇著作集」(DVD版)』お知らせ








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 はじめに

 
田沼肇 著作集 総合目次






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田沼肇執筆目録
「田沼肇 著作集」(PDF版)の発刊にあたって
「書誌メモ」から「執筆日録」へ
還暦と「執筆目録」
 凡例
 収録新聞・雑誌一覧
 
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T 調査統計論

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/01-001.pdf

 

U 階級構成論

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/02-001.pdf

 

V 社会政策・労働問題一般

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/03-001.pdf

 

W 労働運動論

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/04-001.pdf

 

X 労働運動史

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/05-002.pdf

 

Y 原爆被爆者問題

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/06-001.pdf

 

Z 平和・原水爆禁止運動

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/07-001.pdf

 

[ 大学・研究者・学生論

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/08-001.pdf

 

\ 時評など

http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/09-002.pdf

 

] 身辺断章

 http://sengoshi.sakura.ne.jp/tanuma/pdf/10-002.pdf

 

 




付属資料 福祉と人権を求める田沼裁判
 ―重度心身障害者手当の受給資格認定を求めて―



 ⇒「田沼裁判を理解するため」及び「田沼裁判訴訟資料」一覧のページへ(クリックして下さい。)
  
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 T 田沼裁判を理解するための参考文献
 U 田沼裁判訴訟資料
   訴訟関係資料
   異議申立資料(1994.01−1996.07)※未収録
   訴訟資料            ・
    一審(東京地裁)
    控訴審(東京高裁)
    上告審(最高裁)



△写真は、「広島・国際ホテルで」(1977年)
凡 例




1.収録範囲
 2000年3月までの刊行図書、新聞・雑誌に掲載された論文・記事・書評、及びパンフレット類とする。

2.配列
 主題別に分け、発行年月日順に配列した。表示は月だけのものを前に、月日表示のものを後ろに置いた。主題の分類は以下の通りである。
 T 調査統計論
 U 階級構成論
 V 社会政策・労働問題一般
 W 労働運動論
 X 労働運動史
 Y 原爆被爆者問題
 Z 平和・原水爆禁止運動
 [ 大学・研究者・学生論
 \ 時評など
 ] 身辺断章
3.記述
・単行書は、書名、出版社、叢書名、注記の順。共著書は書名の後に共著者の氏名を記した。
・単行書の一部、雑誌論文、新聞掲載記事は、タイトル、書名または掲載紙、誌名、巻号、注記の順とした。
・単行書の書名は『』、新聞・雑誌の紙・誌名は「」で囲んだ。
・パンフレット、リーフレット類は(パンフ)、(リーフ)などと付記した。
・書評、対談、座談会、シンポジウムなどは、タイトルの前に<書評>などのように表記した。
・対談者・鼎談著名は、注記として“――と”、座談者は“――ほかと”とした。
・新聞・雑誌のシリーズや、コラム名は、おおかたは省いたが、必要とおもわれる場合はタイトルの後に()に入れて記した。
・雑誌の巻号は、巻(号)または(通号)のように表記した。
・新聞・雑誌の発行所は、「収録新聞・雑誌一覧」を参照されたい。

 注:「田沼肇執筆目録(1986年4月18日現在)」の凡例をおおむね踏襲した。




「田沼肇 著作集」(PDF版)の発刊にあたって
                                                           藤 新太郎


 田沼肇先生が「田沼 肇執筆目録(1986年4月18日現在)」を出された後、増補改訂の作業が幾人かの人たちの協力と引き継ぎによって行われてきましたが、このたび、「田沼肇 著作集」(PDF版)として、まとめることができました。

 この間、私の前任者である土屋教子さんが、その前任者である松尾純子さんの作業を引き継ぎ、「執筆目録」と保管蔵書との照合を進めました。とりわけ、先生自身が作成された「手製ファイル」(自ら執筆した文章を丹念にコピーしたり、原稿用紙に切り張りして、年代別にファイルしたもの)51冊と「執筆目録」を照合し、補充・確認の作業をしてくれました。

 当初は、執筆目録の改訂をめざしてきましたが、パソコンが普及し、執筆目録もパソコンで検索できる時代になってきた中で、「田沼肇執筆目録」をベースにPDF版の著作集を出すことにしました。なお、PDF化するにあたっては、執筆目録を年代順に検索できるようにするとともに、先生が所有していた書籍と「手製ファイル」にある執筆文章をすべてPDFにして、パソコンで閲覧できるようにしました。

 几帳面な先生は、執筆した文章や発言した書籍の大部分を自宅に保管し、「手製ファイル」にある文章などは、誤字訂正だけでなく、見出しや文章の加筆などを行って、後日、まとめたり、新たに執筆する上で役立つように手を加えておられました。今回、PDF化するにあたり、蔵書として保管されている執筆文章および「手製ファイル」の文章は、書き込みのある通りに、そのままPDF化して残しました。これは、先生の思考活動の痕跡として考えていただければと思います。

 先生の執筆総数は、現在までのところ、確認できたところで1,059点(うち所収760点7・853ページ)にのぼっています。PDFにする作業が早くできるようになったと言っても、執筆初期のころの書籍は、敗戦直後の粗末な紙の印刷のため劣化がひどく、機械で自動的に読みとれず、手作業で本をバラし、コピーの要領で一枚ずつPDF化しました。また、当時の雑誌の多くは、針金を入れて綴じてあるため、そのまま綴じしろを裁断機にかけられず、一冊ずつ針金を抜いていくなど、これら一連の作業を進めてくれた制作元のデジプロの皆さんには大変お世話になりました。

 田沼先生は、1987年秋頃からパーキンソン症状を伴う進行性核上性麻痺という難病にかかり、13年半にわたって病気と闘われ、2000年8月に亡くなりました。先生は、病気が進行してきた中で、「特異な人生を歩んできたから悔いはない。まとめるつもりで集めた資料は整理して使っていただける方にさし上げてほしい」との言葉を残されています。このPDF化された著作集は、先生の執筆文章のすべてではありませんが、大部分の文章を収録することができましたので、今後、利用される方々が先生の残された研究業績を引き継ぎ、発展させていく上で役立てて頂ければ、先生の願いに叶うものであり、発刊を手伝った一人として嬉しく思います。

 なお、著作集の付属資料として、田沼先生が重度心身障害者手当の受給資格認定を求めた裁判関係の資料をつけました。先生は体が不自由になり、執筆や発言ができなくなっても、祥子夫人の力を借りて、国や自治体の介護のあり方を問い、福祉と人権を求める裁判闘争を闘われました。今後、ますます高齢化社会が進む中で、行政が行う介護の質やあり方を考える上で、この資料は、大変参考になると同時に、また、自らの病と闘いながら最後まで、この日本の社会を少しでも良くするために行動された先生の生き方と人となりを理解する上でも役に立つと確信します。

 この著作集を出すまでには、予想以上の長い時間がかかりましたが、これまでに関わっていただいた多くの皆さんに心からお礼申し上げます。とりわけ、作業のために快く自宅を開放して下さった田沼祥子さんには、大変感謝しております。ここに改めてお礼申し上げます。
                         2011年5月


フォト・ドキュメント いのち抱きしめて―在宅介護13年)』 ⇒単行本のPDFへ  (2017.03.25お知らせ




田沼 祥子著、写真:田辺 順一、日本評論社、2002年05月





田沼肇とその妻・田沼祥子が病気や障害にともなう困難に立ち向かった記録。<br>いまだ原因についても治療法についても全くわからないことばかりの難病、進行性核上性麻痺にかかった田沼肇の在宅介護の日々を記録したフォト・ドキュメント。心身の重い障害と共存しながら、愛に包まれて暮らした姿を綴る。











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〒 180-0001
東京都武蔵野市吉祥寺北町1-6-16
  田沼 祥子

 
◇企画:田沼祥子・木下悦子・藤新太郎
◇編集・制作:インターネット事業団 のホームページ・飯島信吾

 UP:2017年03月25日
 更新:2017年03月25日